アートとは何か?少し書いてみました。
アートの世界でも概念についての戦いが起きているようです。
苦しまないための私の考えを書きました。参考にしてくだされば幸いです。
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私は、アートとの関係は、自己との関係を表すものだと思うのです。
〇〇アートというと、その定義とか必要になると思います。
でも、単に「アート」と言えば、何でもありになると思うのです。
一人一人が世界に求めるものや人生として表現すること、それが違うのですから、
アートととして表現されてくるものは、当然一人一人で違います。
美という概念さえも、一人一人で全く違っていますから、何が良くて何が悪いということも本質的にはないのではないかと思います。
私は、アートという概念が好きです。
アートにおいて、良い悪いというのはないと思います。
けれども、
作品を見たり(見せたり)所有したりする(販売する)人がいるというのが前提の場合、
どうしたら、そういう人に喜んで受け入れられやすいのかを当然求めるでしょう。
それをするには、目線を相手の立場に置き換える必要性が出てきます。
相手を満たすものを製作しなくてはいけませんので、当然、思考を使って、相手を読んで、満足させるように製作していきます。
ですから、アートというより、デザイン的な感覚が強い気もします。
けれども、それもあるレベルから見れば、確実にアートでしょう。
人からの承認や愛を求める場合(上記のような。恋愛のようなアートでしょうか?)は、
そういう世界のアートに取り組むでしょう。
一般的な既成概念の中にある美を追求するかもしれません。
私は、私自身が愛になるために、アートの世界に生きたいと思っています。
日常を非日常で生きる視点で、愛であることによって生きたいと思います。
ですから、アートに取り組んでいます。
それぞれの人が取り組むアートは違います。
けれども、どんなレベルであれ、取り組む限り進化します。
どんなアートでもクリエイティブである限り、人は、進化するようにできているのです。
安心してください。
ものづくりをしなくてもアートです。
私がニューヨークで研究生活を送っていたとき、私のボスは、よく言いました。
「Seiko! クリエイティブでありなさい!」
「研究はクリエイティブでなくてはいけません。」
私の父は、料理を私に教えるときによく言いました。
「料理はクリエイティブにやりなさい。失敗しても大丈夫。」
私は、多くの人に支えられました。
私の行く道をそっと示してくれた人が沢山いました。
感謝いたします。
そして、私も世界に何かを還元したいと思います。
循環する永遠の宇宙のエネルギーの中で、
私のこの限定的な肉体の存在の意味は、それくらいのことしかないのかとも思えます。
けれども、それは、喜びのうちに行うことができるのです。
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私はただ、アートという概念というものに縛られないで欲しいと思うのです。
苦しまないで欲しいのです。
少なくとも、あなたが、創造的に何かをなす限り、
あなたはアーティストなのです。

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